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分離発注は良いのか?①

先日、設計事務所をしている友人から、「東京でマンションの1室をリノベーションする依頼があり、設計だけではなく、予算が少ないから分離発注にして管理までしてもらえないかと相談を受けている。どう思うか?」と相談があり、私は、「現場管理は片手間ではできないので、工事は工務店にお願いして、予算は工務店さんと相談するほうが良いと思う。」と答えました。

分離発注とは、工務店に工事を一括して任せるのではなく、大工、電気、水道業者などの専門業者ごとに、建て主自身が直接工事を発注する方法です。分離発注は工務店を介さないことによって、工務店の経費が削減され、建築費のコストダウンが可能と言われています。

ただし、工務店の経費には、各専門業者を取りまとめ、工程と質を管理する費用などが含まれています。そのため、経費が削減できるのと同時に、本来、工務店が担っているこれらの役割も享受できなくなることを十分に理解しておかなければなりません。
分離発注は工程管理、費用の支払い、近隣の方への対応など、基本的にご自身(または代理人)で行うことになるため、リスクと時間を伴うのです。

また、設計事務所が分離発注方式の代理人として設計から進めるパターンが一般的に多いのですが、設計以外の工事管理業務の仕事をおこなう為に、代理人の力量によっては現場にゴミが落ちているなどモラルの問題、仕事があらい、工期通りに出来ない、追加費用が高い等の問題が発生する可能性もあります。

スタジオリノベでは分離発注方式は採用していません。一括発注で請負うか、もしくは、設計と設計監理をおこない、工事は信頼できる工務店にお願いするようにしています。
その理由は、次の機会に。

 

 

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